アタマジラミが再ブーム

アタマジラミが大流行の兆しがあります。アタマジラミって何っ?と思っている若いお母さんが大勢います。アタマジラミて聞いてすぐしらみをイメ<`フスの病原菌を媒介する害虫ということです。シラミが発疹チフスを病原菌を媒介してして、発疹チフスの流行により飢饉や貧困の歴史があります。戦後に進駐軍がDDTを使用することにより日本からアタマジラミの大発生を食い止めることができました。昔のニュース映像で学童の頭に白い粉のDTTを散布するシーンは衝撃的でした。DDTやBHCの有機塩素系の殺虫剤の効果により日本ではアタミジラミは全滅した認識されていた。

戦後DDTの効果より絶滅

戦後、DDTなどの殺虫剤の効果とアタマジラミへの関心の高さからアタマジラミは日本から姿を消したと思われていましたが、1970年代の後半頃に都会の学童を中心にアタマジラミが発生してニュースになりました。そして今回1970年の時よりも大流行の兆しがあり問題となっています。発表によるとこの1年間で子供を中心に50万人にも感染したと伝えられています。原因は様々考えられています。その一つにDDTが使用禁止になってから全世界でシラミが発生している地域が沢山あり蔓延しています。DDTのような安価でシラミに効果のある殺虫剤、農薬がないのでシラミの撲滅が難しい。日本人の海外渡航より海外で感染して日本国内にシラミを持ってきてしまう。アタマジラミという害虫を見たことも、聞いたことも無い人が増えて、頭の痒みがアタマジラミということが分からず家族間や接触した人にどんどん感染させてしまう。

アタマジラミの見つけ方と駆除方法

シラミにはアタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミの三種類があります。アタマジラミの成虫は2〜4ミリで細長く灰褐色をしています。よく目を凝らすと肉眼でも見ることができます。シラミの成虫は吸血のため毛根の近くに生息していています、吸血していると体内に吸血した血液が見えます。髪の毛が長い女子にアタマジラミが寄生しやすく側頭部、後頭部、両耳の後ろ側をよく観察すればシラミやその卵がみつかります。お子さんが無意識に頭を掻いていればアタマジラミの可能性もあるので頭をよく調べてみましょう。
アタマジラミの駆除の方法はシラミ用薬剤(スミスリンパウダー)を1日1回、3日に一度ずつ散布、毎日シャンプーする。シャンプーにはスミスリンシャンプーが効果的です。付着した卵の殻は落ちにくいので、アタマジラミ用すき櫛などを使って髪をすきましょう。枕カバー、シーツなど頭に触れるものは毎日洗濯して、出来ればアイロンをかけて熱で殺虫する。

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